皮だけでできる いよかん・はっさくマーマレードジャムレシピ

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てづくりマーマレードジャムの瓶

 

 

フルーツを食べたときに大量にゴミに出てしまう皮を活用できないかな……?

 冬から春にかけて、国産だけでも100種類以上の柑橘類が旬を迎えます。

しかし柑橘類を食べ終わった後には、皮が大量に余ってしまうことはないでしょうか。

りお

この皮を再利用して、自然派でおいしいマーマレードを作りませんか。

マーマレードジャムは、朝食やおやつにぴったりで、料理にも活用できます。

いよかん、はっさくを使ったマーマレードは、その爽やかな風味が人気を博しています。

この記事からわかること
  • 柑橘の種類
  • マーマレードのレシピ
  • 保存方法
  • 活用方法

この記事では皮だけを使用して手軽に作れるマーマレードジャムのレシピをご紹介します。

素材の風味を最大限に引き出す調理法や保存方法についても解説しますので、ぜひお楽しみください。

目次

冬が旬の柑橘類 10選

引用元:食べチョク『【推し柑橘を探そう!】この冬食べたい注目の「柑橘」を一挙ご紹介!』より

 柑橘類の皮を利用して作るマーマレードジャムは、素材の風味を最大限に引き出した美味しさが魅力です。

冬に出回る国産の無農薬・ノーワックスの柑橘類は皮まで美味しく食べることができます。

風味の異なるさまざまな柑橘類の皮をつかって、マーマレードジャムの味の違いを試してみませんか。

いよかん

ネットにいれられたいよかん かんきつ

日本では冬から春にかけて旬を迎えるいよかんは、柑橘類の中でも特に人気があります。

甘みと酸味のバランスが絶妙で、ジューシーな果肉が特徴です。

主に四国地方や九州地方で栽培されています。

はっさく

半分にカットしたはっさく 2個
まるごとのはっさく
かんきつ

はっさくは、やや酸味が効いた爽やかな味わいが特徴の柑橘類です。

果汁が少なめでシャキッとした食感と、ほんのり苦味がある大人向けの柑橘

主に和歌山県や愛媛県で生産されており、完熟のものは2月から4月にかけて旬を迎えます。

果皮は比較的薄く、ジャムにするのに適しています。

せとか

1/6カットされたせとか まるごと せとか 2個 柑橘

せとかは酸味が少なく甘みの強い柑橘類です。

主に静岡県や愛知県で栽培されており、2月から5月にかけて旬を迎えます。

果皮には豊富な香りがあり、マーマレードジャムにも適していますよ。

ゆず

ざるにおかれたゆず

ゆずは日本の冬の風物詩とも言える柑橘類です。

皮には特有の爽やかな香りがあり、風味豊かなジャムに仕上がります。

ゆずの産地は全国各地にありますが、特に四国地方や山形県などで有名です。

はるか

半分にカットしたはるか2個 まるごと はるか 2個

皮は硬めでレモンのような色合いですが、酸味は少なく甘みと香りの良さが特徴です。

2月から5月下旬にかけて最盛期を迎え、主に愛媛県や大分県で栽培されています。

お尻にリング状のくぼみがあることも特徴です。

デコポン(不知火)

半分にカットしたデコポン 柑橘 カットボード 丸ごとデコポン一個

デコポンは日本の代表的な柑橘類の一つであり、へたの周りの部分が盛り上がっているのが特徴。

主に愛媛県で生産されており、12月から4月にかけて市場に出回ります。

手で剥いて薄皮ごと食べることができます。

甘夏

皮を剥いた甘夏の実 かんきつ

夏みかんより苦味が少なく、爽やかな酸味の中に、ほのかな甘みがある果物です。

果実の粒が大きめで食べ応えのある食感が特徴です。

主に和歌山県や愛媛県で栽培されており、3月中旬から5月にかけて旬を迎えます。

爽やかな風味がジャムにすると広がります。

文旦

文旦は収穫始めは酸味が強いので、追熟させてから出荷されます。

秋ごろから春ににかけて旬を迎えるので、長期間楽しむことができます。

土佐文旦」という名称でも流通しています。

果汁が多くジューシーで、肉厚の実が特徴です。

ネーブルオレンジ

 オレンジは、世界的にも広く親しまれている柑橘類の一つです。

日本国内でも栽培されており、12月〜3月に旬を迎えます。

果皮の香り高さと、甘みと酸味のちょうど良いバランスが特徴で、ジャムにするとクセになる美味しさです。

甘平

 1月から3月中旬まで楽しめる柑橘類です。

大きくて平べったい形と、プチプチっとした粒の食感が特徴です。

外皮が薄いため、包丁を使わずに手軽に皮が剥けます。

マーマレードの簡単レシピ

スプーンですくいあげるマーマレードジャム

材料

  • お好みのかんきつ類の外皮
  • かんきつ類の重さ30%から40%分の砂糖(甘さ控えめ)
  • 水 (一個につき100ml)
  • 種や薄皮(あれば)

作り方

1.とっておいた種と薄皮をお茶用の使い捨てパックやネットに入れておく。

2.外皮から白い部分・わたを落として、たっぷりの水につけておく。

  この工程が苦味を取り除くので重要です。

3.柔らかくなったら、とり損ねた白い部分をスプーンでこそぎ落とす。

白い部分をこそぎおとしたオレンジ 柑橘

4.皮を千切り、もしくはみじん切りできざむ。

5.4を鍋にいれ、砂糖の分量の1/3をまぶして、水を入れる。

手作りマーマレードジャム
鍋の中で砂糖をまぶした柑橘

6.中火で沸騰するまで煮込み弱火にする。袋に入れておいた種を入れる。アクがでたら取り除く。

7.水分が減り、とろみがでたら、種の入った袋を取り除き火をとめる。

 ※冷めると硬くなるので、すこしゆるい具合で火を止めるとベスト!

マーマレードジャム

8.熱いうちに清潔な容器にいれる。蓋をして冷めるまで逆さにしておく

  ※逆さにしておくことで効率よく空気が抜けて、保存しやすくなる

注意点と保存方法

注意点

体に優しい国産のノーワックス・無農薬の柑橘フルーツがおすすめです。

また国産の旬のフルーツを使用することで、栄養と風味豊かなマーマレードジャムに仕上がります。

外国産のワックス使用の柑橘類を使う場合は重曹や塩でもみ洗いするなどしてからご使用ください。

保存方法

マーマレードを入れる容器や調理器具は必ず、清潔なものを使用しましょう。

煮沸消毒すると安心です。

こちらのパストリーゼは直接食品にも使えて、普段の消毒・除菌にも利用できるのでおすすめです。

手作りマーマレードジャムは冷蔵庫で2週間から1ヶ月ほど保存可能です。

通常皮の重さの50〜60%で作られるマーマレードジャムですが、甘さ控えめで作成しています。

また保存料が使われていないため、なるべく早く使い切ることをおすすめします。

手作りの風味豊かなジャムを作ろう

梱包されたマーマレードジャム5つ

 冬から春にかけて旬の柑橘マーマレードのレシピをご紹介しました。

旬の柑橘の皮を使って手作りすることで、自然な甘みと風味を楽しむことができます。

レシピのポイントや注意点を押さえて、美味しいマーマレードを作ってみてください。

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